2019年秋冬号 Web版


だれかの市政から わたしたちの市政へ
一般質問、委員会質問、市長質疑、討論。「市民の暮らし優先」の政策をすすめるため、すべての議会、委員会に全力でのぞんでいます。しがらみのない、ひとりの会派の村上さとこだから出来る事。
市議になって3年目。モットーは「ブレずにまっすぐ!」

9月議会トピックス 2020年4月より学校給食費の値上げ

小学校・特別支援学校小学部
月3900 4300円(年47400円)
特別支援学校 中・高等部 月4600 5100円(年56100円)
中学校 月4900円 5400円(年59400円)

「せめて多子減免制度の創設を」

Q 就学援助の適用とならないボーダー層が特に影響を受ける。他都市では給食費無償、減免拡充を行っている。
子育てしやすい街北九州ならばせめて多子世帯への減免制度を導入すべき。

A 国の児童手当は第2子から月5000円増額されているとは考えにくい。減免制度は考えていない。

さとこの目
消費税とのW打撃が進み世田谷区でも10月から所得760万円まで減免対象としたばかり。
小学校3人の親は142200円の負担に。
北九州市にも減免制度が必要です。

 

「給食審議会」では座長(医師会理事)が「実際に影響が出たら村上議員が提案した多子減免を改めて検討する事」と進言してくれました。今後の動向に注視します。

誰ひとり取り残さない


北九州市議会 議会中継(録画) >>
村上さとこ
令和元年9月定例会 ー 9月11日 一般質問
環境未来都市、SDGs モデル都市における農薬使用
・ 農薬グリホサートが公立小学校で使用されており、即時中止が必要(2018年6月議会質問後、さらに世界的に禁止の動きが進んでいる)
学校給食費の改定について
・ 多子世帯の減免制度創設が必要
「市民参加の市政・協働」のまちづくりを
・ 無作為抽出の市民委員・審議員を広げ、多様な意見の反映を


●日米自由貿易協定(FTA)により輸入される米国産牛肉は、人工ホルモン使用。EUは輸入禁止
●環境未来都市として「牛肉と地球温暖化」の問題も考えよう
牛の飼育に成長促進剤として使用される人口ホルモンは、日本癌学会でも「乳がん・子宮がん・大腸がん・前立腺がん」などホルモン依存症がんの発生率が高くなる」と警告しています。安価な米国牛が日本の市場を占めても、学校給食においては引き続き国産牛を使用するよう要望しました。


9月議会、他にもいろいろ質問しています(一例です)
市民参加の市政に向け「無作為抽出の市民委員・審議員」枠の創設を
昨年6月にも質問したが、世界や他都市で廃止される学校での除草剤(グリフォサート)使用禁止に→市はまだ使用を止めないと答弁!
所得再分配効果もある「寄附文化」の拡充を
スマートシティーへ。スマホで道路の不具合を通報できる道路情報システム導入を
2020東アジア文化都市に向けての広報体制
小5からの英語教育はどこを目指すのか
などなど


チェックしてください議会のようす

さとこの目
市議会議員は57人ですが、9月議会の出席人数は常に53人や54人。病欠議員以外の欠席理由は不明。市議会の他にも、議員は外部の審議会や連合議会議員、広域組合委員など、様々な役職を任命されます。市を代表して役目を果たすべきですが、残念ながら外部会議を欠席されるケースも…


子どもたちの未来へ
環境未来都市、SDGsモデル都市の北九州市から本気で環境を考える

鎌倉市議会が10月に「気候非常事態宣言に関する決議」を賛成多数で可決した事。素晴らしいです。「気候危機」が迫っている実態を市民に周知し、温室効果ガスゼロミッション達成、エシカル消費を推進することなどが盛り込まれています。環境未来都市、SDGsモデル都市の北九州市も続きたい!

「地球紀行保護のためのストライキ~地球を守ろう!北九州」に参加しました。

「お金のことと、経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか」
国連気候行動サミットで演説した16歳のグレタ・トゥーベリさんの言葉が胸に突き刺さります。
みんなで「地球1個分のくらし」を考えないと間に合いません。
私たちは気候危機を阻止できる最後の世代です。


残しま宣言
食品廃棄は地球温暖化を加速させています。私も外食の食べ残しを持って帰れるよう常にタッパーを持ち歩いています。困窮シングルマザーだった経験から常にもったいない思いでいっぱいです。
食品衛生法には持ち帰り禁止規定はなく「食中毒の責任はケースバイケース」と暖味です(厚労省見解)
「持ち帰りはお客様の責任で」の表示や「自己責任で持ち帰ります宣言」で持ち帰りOKにする取り組みが必要と考えます。
食べ残しゼロ条例も必要です。


「選択的夫婦別姓」賛成です。※「選択的夫婦別姓」は同姓を否定するものではなく、「同姓」「別姓」と夫婦の選択肢が増えるだけです

「夫婦同姓」を法律で決めているのは、世界で日本だけ

「選択的夫婦別姓制度を求める意見書」が全国で次々と決議されています。 いま、「以前よりも、より良い社会を創ろう」という待機が高まっています。
打撃を受けた経済再生に向けては、CO2削減など環境対策を通じて景気浮揚につなげる「グリーンリカバリー」そのものです。
新しい経済戦略に向け、村上さとこも力を尽くしまいります。

議会でも条例改正 <<これが女性活躍?
①旧姓をマイナンバーに併記できる
②旧姓の印鑑登録も可能

でもまったく使えません



総務省のチラシには「保険・携帯電話の契約や銀行口座が旧姓のまま引き続き使えます!」とあります。
しかし総務省に確認すると「旧姓のままで使えるかどうかは銀行・携帯会社・会社・クレジット会社・カーディーラー・不動産会社など事業者しだい」との回答でした。
事業者の多額のシステム改修費をかける必要があるため、多くの場合、旧姓OKとはなりません。

「家制度の名残り」伝統的な家族観?
なぜ主に女性だけが改姓?別姓は世界の流れ。国連女子差別撤廃委員会からも日本に別姓を認めるよう勧告が出ています。
姓が違っても愛は失われませんし、親子の絆にも影響しません。
姓が変わることで(主に女性は)大きな負担を強いられています。
免許証、銀行口座、クレジットカード、携帯、年金、パスポート、保険、印鑑、会社に伴う事務人件費・労力損失は図り知れません。

直近3年で約2千億円以上が全国の「旧姓併記」システム改修に使われている可能性。使えない制度に多額の税金が使われています。北九州市では印鑑登録のシステム改修だけで8000万円!


宿泊条例可決に私が反対した理由「免税店が必要だ」
2020年4月より北九州市内に宿泊した人は200円の宿泊税を払うことになりました(150円は市の歳入、50円は県の歳入)。
年間3億円の市税増加の見込みで、全額が観光政策に使われます。さとこの目本市の条例は「課税免除」が一切設けられていません。
●市内の高校生以上が青年の家やキャンプ施設などを利用しても、宿泊税徴収
●修学旅行にも課税される(京都などは免税)
●生活困窮者が利用の低額宿泊所にも課税 などこれらは免税点(非課税率)設定すればクリアできます。条例を改正する際は、税制上より良いものとなって欲しいと思います。

「全国政策研究会in高松市」にて
前川喜平さん(文部科学事務次官)に再会。2018年の北九州市講演会にお招きして以来です。「教育と憲法」についてお話しいただきました。教育も地方自治も、根底にあるのは憲法です。私も市議として常に立憲主義に立ち、平和主義、基本的人権、国民主権に基づく、日本国憲法が活かされる地方自治の実現を目指して活動しています。
全国の視察が相次ぐ、再生された丸亀商店街を視察しました。
徹底的に美しい街並みにこだわり道路を遊歩道型公園にして
①物販や飲食店のみにしない
②商店街を活用し車の駅をつくる
など、少子高齢化時代の「住みたい商店街」が参考になります。
明らかな憲法違反にたった一人の反対討論。
反対者は私ひとり。「天皇=新帝」「天皇をいただく(国家)と表現した陳情文「天皇陛下御即位奉祝の賀詞決議について」の陳情文が議決されました。「国民は天皇の赤子」を想起させ、現憲法を逸脱するもです。祝辞は個人の感情の発露。個人の思想信条によるものです。市議会は多様な市民の多様な自由・意志を尊重する場所ですから、そもそも「市議会が北九州市民を代表し、お祝いの言葉を決議する」ということがおかしいのです。議決文は永遠に記録に残ります。本市議会は、大変に疑問の残る決議を行いました。
私は市議として常に敏感にありたいと思います。

村上さとこは北九州市の「在り方」そのものを変えてしまう「カジノIR(総合型リゾート)計画」に反対しています。


孤立や貧困、格差・非正規雇用
子育て・保育・介護・障がい。。。
すべて自身の経験から

村上さとこの原点は、DV(家庭内暴力)による離婚、シングルマザーの子育ての中で経験した様々な困難です

トリプルワークでの貧困、突然の派遣切り。子どもの発達障がい。保育や学童探し、事故や入院、頼れる人もおらず、生活保護も経験。

訪問介護員としても、「孤立や貧困は、社会がつくった病」と痛感しました。

「誰もが手の届くセーフティーネット」
「いのちが守られる社会」が必要です。

その強い思いで、行政交渉を続けてきました。「どんな小さな声も聞き逃さない」これが私の信念です。

誰ひとり取り残さない。
誰も置き去りにしない。

これからも、皆様と共に歩いていきます。

市民の命と暮らしを守ります

顔の見える議員として、皆様のお役に立ちたい
議案は詳細に読み込み、是々非々で賛成、反対をしてきました。

☆要望やご意見があれば市内どこでも出向き、お話しを伺います。
☆議会ごとに市政報告書(さとこニュース)を発行しています
☆議会ごとに市政報告会を開催しています
☆HPやTwitterをはじめ、SNSでも積極的に発信しています
☆毎月定期的に、黒崎駅や折尾駅はじめ、市内各所で街頭活動を行っています
☆市が提案してくる議案(予算案や条例案など)には是々非々で挑んでいます


市政へのご意見、日々のお困りごとなどお気軽にお寄せください

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